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俺達は再び自転車に跨がる。
香を乗せたところで俺は自転車をこいだ。
自転車は僕らの体を運んでいく。再び香の温もりを感じられる…
……もう二度とこの温もりを感じられないのかなぁ…?
俺はそんな事をまだ考えている。
まだ泣かないって決めたのに泣きそうだよ…
俺はやっぱり香の事が本気で好きだ…。今までもこれからも香以外なんて考えられない…。
そんな事を考えながら線路沿いの坂道に着いた。
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