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1.奇妙な関係
夜。机の堅さに目を覚ました。
どうやら勉強という睡魔に負けて机に突っ伏して寝たらしい。
窓の外はもう暗くて、街灯の明かりが2,3個。ポツポツと寂しそうに輝いていた。
時計の針は20時を指してた。
「…今日も、今日とて勉強出来なかったな」
独り言をつぶやいて、席を立った。今日の夕飯は何にしよう。
そんなにお腹も空いてないからパンを何枚か食べれば良さそうだな。
ま、ハッキリ言って体には悪いだろうけど。
そんなこと気にして毎日ちゃんと食べるほどの金は俺には無い。ついでに料理をするほどの腕も無いし。
第一、面倒。
俺は電子レンジの上に放り投げてある食パンに、冷蔵庫から出したばかりのマーガリンを塗って、口にくわえた。
ここ連日。
ずっとそれを食べてる。
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