第2章 方程式と不等式

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2・4 不等式の証明 ◆実数の性質 任意の実数aについて、a^2≧0が成り立つ。 ◆相加平均と相乗平均の関係 a,bが正の数のとき (a+b)/2≧√(ab) すなわち a+b≧2√(ab) 等号はa=bのときに限って成り立つ。 (証明) (a+b)/2-√(ab) ={a+b-2√(ab)}/2 ={(√a)^2-2√a√b+(√b)^2}/2 ={(√a-√b)^2}/2≧0 したがって(a+b)/2≧√(ab) ここで、等号は√a-√b=0 すなわちa=bのときに限って成り立つ。 【例題】a>0,b>0のとき、(a+1/a)(b+1/b)≧4であることを証明せよ。また、等号が成り立つ場合を調べよ。 (証明) 相加平均と相乗平均の関係から a+1/a≧2√(a・1/a) ∴a+1/a≧2 (1) b+1/b≧2√(b・1/b) ∴b+1/b≧2 (2) (1),(2)を辺々掛けると (a+1/a)(b+1/b)≧4 等号は(1),(2)で等号が成り立つときである。 したがって、a=1/a,b=1/bすなわちa=1,b=1のときに限って等号が成り立つ。 とっても見づらくてごめんなさい><; 分かりづらいし面倒なのよね、この問題…私は嫌いです☆←
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