第2章 方程式と不等式

14/15
前へ
/29ページ
次へ
全体集合をUとし、条件pを満たす要素なわ集合をP、条件qを満たす要素の集合をQとすると、条件「pかつq」を満たす要素の集合はP∩Q、条件「pまたはq」を満たす要素の集合はP∪Qである。 ド・モルガンの法則より ___ _ _ P∩Q=P∪Q ___ _ _ P∪Q=P∩Q であるから、  ___   _   _ 「pかつq」は「pまたはq」と同じ条件であり、  ____   _  _ 「pまたはq」は「qかつp」と同じ条件である。 以後、命題「pならばq」を、「p→q」と表す。 「p→q」に対して、次のように定める。 「q→p」を「p→q」の逆  _ _ 「p→q」を「p→q」の裏  _ _ 「q→p」を「p→q」の対偶 ┌──┐   ┌──┐ │p→q│←逆→│q→p│ └──┘   └──┘   ↑       ↑     裏  対偶  裏     ↓       ↓   ┌──┐   ┌──┐ │_ _│   │_ _│ │p→q│←逆→│q→p│ └──┘   └──┘ ◆命題とその対偶との関係 命題とその対偶との真偽は一致する
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

49人が本棚に入れています
本棚に追加