第3章 関数とグラフ

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1・2 2次関数のグラフ 変数yが変数xの2次式で表される関数 y=ax^2+bx+c (a,b,cは定数、a≠0) を2次関数という。 2次関数y=ax^2(a≠0)のグラフは、y軸を軸とし、原点を頂点とする放物線である。 この放物線はa>0のときに下に凸、a<0のとき上に凸である。 ◆2次関数のグラフ 2次関数y=a(x-p)^2+qのグラフは、2次関数y=ax^2のグラフをx軸方向にp、y軸方向にq平行移動した放物線である。 軸の方程式はx=p、頂点の座標は(p,q) a<0のとき下に凸、a<0のとき上に凸である。 【例】2次関数y=-3(x-1)^2+2のグラフは、放物線y=-3x^2をx軸方向に1、y軸方向に2平行移動した放物線で、上に凸である。 軸の方程式はx=1、頂点の座標は(1,2)である。
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