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僕の初恋の相手は、音の無い世界の住人さん。
彼女とはメールアドレスを変更した時に間違いメールをしてしまったのがキッカケで知り合い、その日からメール交換を始めた。
何日かして、偶然にも同じ街に住んでいると知り、「もし良ければ」と会う約束をした。
当日。待ち合わせ場所で待つこと数分。彼女からのメール。
「自信が無いなぁ~…あなたにまだ言ってない事があるから…」
「会うのイヤ?無理にとは言わないなよ!。」
「イヤなんじゃないよ!それは本当!!。でも嫌われちゃうかも…」
「何でもいいから言ってごらん?」
「私………………耳聞こえないんだ…………」
「それが原因?」
「うん………………黙っててゴメンm(__)m」
「びっくりした!ワタシ…………男なの…………って言われたらどうしようかと思ったよΣ(--ノ)ノ!?」
「気にならないの?」
「特には……変かな?」
「うぅん(>_<)」
「会える?」
「うん(__)。今、後ろに居るよ!。」
えっ?!
こうして彼女の居る生活が始まった。
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