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気付いたらベーコンは何だか可哀想な形になっていたけど仕方ない。仁がちゅーしてこないんだもん、俺全然悪くないもん。
亀ちゃんは口を尖らせて得意のあひる口になってるよ
旦那!早く戻って来なさい!って戻って来た。
「かめー」
ボサボサ頭をダーバンで纏めていつもはあまり見せない目の下のほくろが見えて格好良い。
「なに?」
「んー、何もない」
旦那はキッチンに入ると可愛い亀ちゃんを後ろからぎゅーっと抱き締め左耳の後ろにちゅっと音を立て何度もキスし、最後に吸い上げ痕を付けた。くすぐったそうに身を捩らせながらもフライパンからお皿に盛り付ける亀ちゃんはもう立派な奥様。
「ちょ、じんっ!」
頬を膨らまして振り返ると仁は俺の唇に軽く口づけしてにこっと笑った。
「おはよー、かめっ」
「ん、これテーブルに運んで?」
おはようのちゅーしたら亀ちゃんったら可愛く首を傾げて旦那様にお手伝いを頼んでます
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