双子
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「レイ、大丈夫!?ケガない?」 レイのそばに本が落ちてきた。 「大丈夫。テオ、それより今猫が本から出てこなかった?」 レイは本棚を見つめながら言った。 「本から?猫が部屋に入りこんだのかな。また本落とされる前に追い出さないとね」 そう言い周りを見渡し猫を探してみる。でも見当たらない。 この書斎は大きな部屋なのでどこかに隠れてるのかもしれない。 テオはそう思い立ち上がろうとした。
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