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「少し落ち着きなさい」 「二人共そこにちゃんと座って。話したい事あるから」 二匹は二人の前に凜とした眼差しで座った。 二人も姿勢を正し座り直した。少し落ち着こうとはしているが、まだその目はキラキラしていた。 「レイ、今から話すって」 「うん。何だろうね、話って」 お互いが向き合ったままで数秒たった。 「まずは自己紹介。私の名前はリオ。で、こっちはルイ。あなた達は?」 黒猫リオが自分と白猫ルイの自己紹介をした。 「僕、テオ。妹のレイ」 「どうして猫が話せるの?」 レイが質問をする。
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