タイトルのない本

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しばらくすると光が少し弱まっていった。 そして… 「痛っ!」 テオとレイは地面に落ちた。 地面に着いた時、光は一瞬で消えてしまった。 目を開けてみると、そこは森の中だった。 「どうなってるの?」 レイはテオの手をまだ握っている。 「レイ、大丈夫!?どこも怪我してない?」 「うん、大丈夫。テオは?」 「僕も平気だよ」 レイが怪我をしていないことに安心したようだ。 二匹の猫の方へ向き直した。
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