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「ホントになんでもないの？」
ジッとレイを見つめている。
レイは、ずっと見詰めてるテオの視線に耐えられずに言った。
「…あのね、先週家庭教師の先生が学校に通った方が良いって言ってたじゃない？テオどうするのかなって思って」
なんとかごまかそうとした。
レイはテオに本音を言うのが怖かった。
「あぁ、その事？」
拍子抜けした様に言った。
「行く訳無いよ。だってあの学校は全寮制だよ？男女別だよ？レイと離れちゃう。そんなのやだ」
「でも先生がもっと難しいお勉強が出来るって言ってた。テオはお勉強好きでしょ？」
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