始まりの夜………

13/13
12人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
気がつくと俺は病室のベッドの中にいた。     起きようとすると後頭部に激痛がはしった。   「痛ってぇ……」   後頭部を押さえているとあの看護婦さんがはいってきた。     「あんた沙央里にプロレス技くらって頭ぶつけて倒れたんだよねぇ~」   だからこんなにも頭が痛いのかぁ……   「なんなんすかあの女は!技くらわしといてあやまりにもこないんすか?」   「さっきまではいたんだけど婦長さんに連れてかれたんだよねぇ~」     「まぁいいっよ。俺はそろっと寝ますね。」 「そかそか、今日はいろいろあったっぽいからはよ寝た方がいいよ。オヤスミィ」       そう言い残して看護婦さんは出ていった。 残った俺は痛む頭を押さえながら俺は眠りについた………
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!