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沙「ちょっとまってよぉ」
そう言って沙央里はエレベーターに乗り込んできた。
「着いてきても何もおごらないからなっ」
沙「えぇ~病室いったら返すからさぁ」
「んな事言って昨日の代金はまだ返してないだろ?」
沙「うっ、じゃあそれも返すからぁ、ジュース買ってよぉ」
「……ほんとだな?」
そう言うと沙央里の顔がパッと輝いた。
沙「うんっ!絶対に返すよっ!」
「しゃあないなぁ…」
沙「やったぁ!」
そんな話をしてるうちにエレベーターは一階についた。
「ついたかぁ、って桃さんっ!」
一階のエレベーター前には看護婦の桃さんが立っていた。
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