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プロローグ
時には愛し合い、時には喧嘩をし、そいてずっと一緒に居ることを誓った二人……しかし別れは突然にやってきた。
だけど少女は言う。「私は信じてるよ。貴方とまた会える日を…」
そう言って瞳から雫を流しながらそっと目をつむる。
それに答えるかのように少年は言う。「当たり前だろ?もうお前は俺にとって欠け変えのない存在なのだから。」
そして少年は涙を流しながら目をつむる少女にそっとキスをした。
「もしまた会えたら最初に私にキスをしてね?」
少女は少年に言う。
「もしじゃないだろ?絶対に会うんだ!そうしたらまた君にキスをするよ…」
当たり前の様に少年は言う。
そして少年は彼女の涙を拭いたあともう一度キスをする………
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