~序章~

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時は、西暦20XX年某月。 2007年10月に5号機が登場して以来、パチスロ市場は一気に下降線を辿り、メーカーや販売業者も一斉に手を引き、数年後には日本にあるパチスロ台の全てが、回収され廃棄処分されていた。 表面上では、全て回収されている筈だったが、ある一部の裏カジノには数台ではあるが、存在していると噂に流れていた。 しかし、それが表沙汰になる事は無かった。 そして、誰もがパチスロの存在自体を忘れてしまった頃、黒の組織が己の欲を満足させる為だけに、動き出していた。  
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