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二人はホテルの一室にいた。
いわゆるビジネスホテル。
二人が何故そこにいたか。
二人のうちの一人
「大河内春樹」
押し寄せる孤独感に耐えられなかったから。
そしてもう一人
「杉下右京」
押し寄せる孤独感に耐えられない彼を
見ていられなかったから…。
二人は契りを交わした。
だがその間に愛があったかは定かでは無い。
なぜなら
それは「身代り」でしかなかったから。
二人が事を終え
少し落ち着いて来た頃
シャツを羽織った右京が
先に口を開いた。
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