プロローグ

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清清しいほどの晴天が今日も眩しい。 あと10日で俺たちは高校を卒業する。 長いようで短かった3年間・・・。 いろいろあった。 それもあと10日で終わる。 明日はクラス全員であるキャンプ場に4泊5日の旅行に向かう。 担任の広川清次郎の提案で最後の思い出作りにクラス全員でキャンプをしようと決まった。 場所は、本島からだいぶ離れた離島。 だいぶ前に人も住まなくなりその島は自然が溢れているという。 人の手が加えられていない大自然に包まれた離島でのキャンプは不安でもあり楽しくもある。 クラスメイト達も期待で胸を躍らせている。 キャンプファイヤーやフォークダンスなどもやることになっているのでこの時に告白をするやつらもいるのだろう。 かという俺もその一人でもあるが・・・。 だが、そのキャンプで多くの仲間を失うとは今の俺たちは思ってもいなかった。
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