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つまらない入学式の話も終わり、担任との顔合わせやら自己紹介やらを終わらせた放課後。 オナ中のヤツもいない俺、伊達智久は後ろの席に座ってた榎本と帰ってる。 「お前って何中?」 「江戸一」 なんて入学式特有の会話をしながら通学路の桜並木を通っている。 そうそう、“何で伊達なのに榎本の前なのか?”って疑問を抱くやつがいると思うから言っとくと、俺は“だて”じゃなくて“いだち”だ。 決して作者がバカで、ずっとそう読んでいたワケじゃないからな。
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