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本棚に追加「転入生がいるっつっても、昨日入学式だったからあんま実感湧かねぇな。…ま、次の時間は魔法属性調べるからな」
それだけ言うと、アレンはめんどくさそうにしながら『じゃあな』とだけ残して教室を出て行った。
その瞬間。
「ねぇねぇ、二人は知り合いなの?」
「アリアちゃんってすげぇ可愛いよなー」
「あの…レスティ君って呼んでいい?」
……集まりすぎだろ。
レスティが思うのも、無理はない。
クラスの人達の半分以上が、二人に近寄って来たのだから。
「えーっと…」
見ろ。
アリアでさえ困ってる。
…キーンコーン…
二人に助け船を出すかのように、タイミング良くチャイムが鳴った。
それと同時に、周りに居た奴らが散らばる。
「…随分と人気物ね」
物静かに聞こえた、その大人びた声の方へレスティは顔を向けた。
「…アンタ、誰?」
「フィリナ・フレックス。学級委員よ」
「へぇー…」
何故か、学級委員と聞いて頷けた。
他の奴らとは、落ち着き方が違うし…
ましてや、魔力が周りの奴より高い。
…ちょっと、楽しみになってきたな。

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