不動明王
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和尚は、ちいさく、うなるような声をあげた。そして、その日からというものは、和尚は、 「たった五歳になられたばかりのお方が、不動明王をおそろしいとも思わずにらみかえしておいでであった。末おそろしい肝の太いお方よ。いや、それより、愚僧の一言で不動尊の根本をご理解なされた。あのようなお方こそ、神童と申すものでごさろう。伊達のお家は、梵天丸さまによって、天下に乗りだすだろう」 と、あう人ごとにいった。
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