みにくい眼
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輝宗は何度か見まいにきていたが、義子はおなかに子が宿っていたし、疱瘡にもかかっていなかったので用心のために梵天丸のそばには近づかなかった。 梵天丸は、熱にうかされたとき、父はよばなかったが、何度も母をよんだものだ。 「寝床をかたづけよ」 梵天丸は、とび起きた。 喜多は、まだ完全になおったのではないから休んでいた方がいいといったが、梵天丸はきかなかった。美しい母にあうのにねてなどおれなかった。
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