化物の梵天丸
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学問の師はきまった。 しかし、梵天丸は、伊達家の嫡男である。僧侶にするのでも学者になってもらいたいのでもない。武将になってもらわなければならない。そのためには梵天丸を部屋から外へひきだして、弓を習わせ、馬の稽古をさせなければならない。 輝宗の側に、すぐれた小姓がいた。 片倉小十郎景綱。十五歳。成島八幡の神官の次男に生まれたが、俊敏な子であったので、てもとにおいて使っていた。誠実な少年であった。
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