不動明王
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「ワッパッ、なにしに来たかっ」 と、いまにもどなりつけそうである。 梵天丸は肝がひえた。おそろしさに頭の中がこおった。頭の中は氷なのに、目にじんとあついなみだがたまってくるようだ。 「梵天丸っ!おそろしがってはいかん!こわいと思ってはいかん!よく見ろ!こわければこわいほどよく見ろ」 と、父輝宗の声が、耳もとで、ガンガン聞こえてきた。 「はいっ!父さま……」
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