君が俺の…

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あれから1ヶ月毎日の放課のたびに会いに来る翼。美沙の姿はまずメガネをとり髪は腰から肩の間だったのをシャギーをいれてボサボサだった髪も艶やかになるシャンプー&トリートメントをプレゼントでキレイなストレートに。 そして長かったスカートを切って膝上くらいに。よく変わったよねといわれる。 自分でもビックリだが翼が毎放課後もやってくるので生徒会があっても5月の選挙で生徒会長神宮アキラは引退して次の人にかわって受験もありなかなか会えず翼のペースに狂わされて毎日美沙には刺激が強すぎる(まわりには) 目立つのは嫌いだけど翼のおかげで大変身をした美沙。 翼には感謝しなきゃいけないがかっこいいことはかっこいいんだけどピンとこない。 何度運命と呼ばれてもなかなかその気になれない美沙。 なんでそんなに私に執着するのか知りたいぐらい。 「美沙ー❤一緒に帰ろー❤」 やれやれと思うが平然と靴箱の前で待ってる翼。 当たり前のように確定事項に。 「あのね?翼君。なにを勘違いしてるのかわからないけど私は運命の人じゃないよ。誰かとまちがえてない?」 「美沙は美沙だろ?」 「確かに私は笹鳥美沙だけど。」 「じゃ俺の美沙❤」 偏頭痛がする…もう何を言ってもこれだもんな。その時。 「アキラせんぱーい😃」 神宮アキラが通りかかったのか黄色い声援が飛ぶ。 美沙は反応して一目見ようと声援の声の方へ行こうとするが翼に手を掴まれてしまう。 「行くなよ。俺がいるだろ?」 「それはあなたが勝手に言ってることじゃない早くいかないともう一ヶ月も見てないんだから手を話して!」 「あの!私も美沙なんだけど私一目見たときから翼君のこと好きになっちゃって。運命は私だと思うの!だからその人じゃなくて私だよ。一ヶ月みてたけどあの美沙さん全然振り向いてないじゃない…私だよ。私は翼君を大事にするからつきあってくれないかな…」 とっさに笹鳥美沙は残酷ながらもこんな反応をした。 「だって!ほらー私じゃないじゃない!かわいいしその子にしたら?じゃ私はこれで!アキラせんぱーい😃」 手を振りほどきダッシュで声がした方へ行ってしまった。 残された2人。 「翼君…」 ギロリと睨む。 「さっきの声お前だろ」 「‼」
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