君が俺の…

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「ん…」 「目が覚めたか。もう少しで家につくからな。」 「あれ?私どうして…」 翼におんぶしてもらってる美沙。 「いいもの撮れたー!」 「その人は?」 「あ?ああコイツは洋だ。樹基洋。コイツのおかげで助けることできたんだぞ」 頭がまわらない美沙。 さっきのできごとを思い出し震える美沙。 「男の人ってあんな風なの?怖かった…でも翼君が来てくれるとは思わなかったよあんなひどいこと言ったのに😭」 「もういいよ」 「ねぇなんであの髪留め持ってたの?」 「やっと気づいてくれたか…😃あれはな…その前にこれを言わなきゃな。」 「え?」 「昔ちっちゃいときに北海道の動物園に行ったんだけどお母さんとはぐれてしまってな。 その時に…」 「えーん。お母さんどこー?」 「どうしたの?はぐれちゃったの?」 こくりと頷くちっちゃい男の子は翼。 「泣かないで美沙がさがしてあげる😃お母さんー迷子だってーどこではぐれたの?」 「ここ…」 「じゃあアナウンスしてもらおっか名前は?」 美沙ママは目線をあわしてきいた。 「りゅ…どう…つばさ。お母…さんは陽子です」「えらいわねーちゃんと言えるなんてじゃ流してもらいましょう😃」 30分後 「ありがとうございました。もう翼ダメよ😠」 「はいママ…」 「じゃ私たちはこれで」 「本当にありがとうございました😃翼!お礼は?」 「ありがとうごじゃいます😃」 「ねえママ。美沙いい子だった?」 「うん👍いい子だった」「わーい」 そこで地面が光ってるなとおもったらあの自分のこと美沙って言ってた子がつけていた髪留めが落ちていた。 届けようかと思ったが明らかにオリジナルの手作りビーズの髪留め。これがきっとてがかりになるだろうと誰にもいわずに持っていた。 ただそれだけのこと。 でも翼はいつも忘れずなにがあっても会えると信じて今にあたるという。 「というわけだ。」 「そっか…そういえば昔北海道行ったしそんなことあった。 ずーっと思っててくれたの?」 照れてる翼。 「ありがとう…」 おんぶしてもらってる後ろからギュッと抱きしめる美沙。 「殴られてたみたいだけど大丈夫か?」 「うん大丈夫👍そういえばアキラ先輩は?」 「もう悪さできないようにしといた。」 その時は意味がわからなかったが次の日掲示板に神宮アキラの恥ずかしい写真が貼られて面目丸つぶれていた。 「ハハハっ」 「翼…ありがとう❤」 ほっぺに💋をする美沙だった。
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