出会い

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ため息をつき、あのときの事を思いだしながらいるといつのまにか授業が終わっていた。 私は、ぼっーとしていたせいか、肝心の生の彼女の事を忘れ、私の心の中でもうひとりの彼女を作りあげていた。 しばらくして、はっと気がついて、自分自身が違うところにいたことに気づいた。しかし、もうすでに彼女の存在を探しても、もう教室からいなくなっていた。
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