3/6
前へ
/82ページ
次へ
「ん…? あ、あぁ…愁か…?」 こいつの名は日向寺京(ヒュウガジ ミヤコ) でも俺は、キョウって呼んでる 初めて会った時に間違えて、それからそう呼ぶようになっていた 「今日もあんたの方が早かったみてーだな…」 「まぁな…それでも、早い方だと思うぞ…?」 クスリと、微かに笑みを浮かべ、俺の言葉に反応してくれる それだけで、俺の心臓はバクバクと高鳴り始めた
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!

124人が本棚に入れています
本棚に追加