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で、俺はこうしてそわそわしてるわけだが。
早く~はるちゃーん。
ピンポーン
きーーたーー!!!!!!
俺は玄関に走った。
ドアを開けるとすぐに色素の薄い、ふわふわの髪が目に入った。
大きな目、透き通った肌。
視線を下に下ろすと、
短めのスカートからすらりと伸びた生足…
が、ない。
見えたのは自分がはいているのと同じ、
よく見慣れたグレーのスラックス。
まーはるちゃんたらボーイッシュ。
まさかね、女の子だと思ってた初恋の子が実は男でしたーなんて、
どっかのBL小説みたいな話あるわけ…
「新ちゃん!!!!」
……あるわけ、
「新ちゃん!?
僕"はるちゃん"だよ!!
久しぶりー!!!!」
……はるちゃんは「僕」なんて言ってないよー全然聞こえなかったよー。
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