17の夏

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学校へ着くなり、俺はショックで授業をさぼりいつもの屋上へ。 「……。」 「……。」 「………。ぶはっ!! だめだ~我慢出来ね~。 あんだけ言ってた初恋の女の子が実は男って…。 お前の人生ギャグだな。」 「うるせえ!!! なんでトモキまでここにいんだよ!!」 「おもしろいから。 いいじゃん、はるちゃん男でも相当かわいいし。 ね、し・ん・ちゃん。」 「新ちゃんて呼ぶな! 俺は女の子が大好きだーーっ!」 はるちゃん改め春人は、そのかわいらしい容姿から、母親に女の子の服をよく着せられていたそうだ。 さっき歩きながら言ってたのをなんとなく聞いていた。 そんなんアリ? 俺の17年間、何? これ詐欺罪とかになんないんですかね?
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