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「アンタ、なにやってんだよ!!」
その時、後ろで誰かの怒鳴り声が響いた。
それと同時に、私に密着していた体もパッと離れた。
振り向くと、どうやら私を痴漢していたらしいバケたオヤジと、高校生くらいの男の子が睨み合っていた。
「ハァ!?てめぇなに言ってんだよ!俺がんなことするわけねぇだろ!証拠でもあんのかよ!?」
ハゲ親父が男の子に反論する。
「証拠ならありますよ。ほら」
そう言うと男の子は、携帯の写メで撮った親父の手を見せつけた。
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