運命の出会い。

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そこにはバッチリと、親父が私のおしりに手を当てているところが写し出されていた。 「…ッ、 い、言い掛かりだ!俺じゃねぇよ!」 周りの乗客が、私と親父と男の子を交互に見つめる。 「されました…この人です!私の後ろにいた、この人痴漢です!」 反省の色を見せない親父に腹が立って、私も声をあげた。 すると周りの乗客たちは一斉に親父につかみ掛かり、親父は次の駅で駅員に連行されて行った。
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