45632人が本棚に入れています
本棚に追加
あの後気を失った乙葉を起こし、今は二人で朝食を食べている最中だ。
「いや~本当に乙葉は料理が上手いな!!嫁にもらいたいくらいだよ」
「シンクンノ……オヨメサン……」
俺が冗談混じりにそんな事を言ったら乙葉は顔を真っ赤にしながら何かつぶやいた。
「ん?なんか言ったか?」
「ふぇ?な、何でもないですよ!」
まあ気にしないでおこう。
乙葉の作った飯が美味しすぎて今はそれどころじゃないからな。
ご飯に味噌汁、焼き魚と煮物。
一見普通の料理達に見えるが、味は美味いを通り越してヤバい。
まあ乙葉が俺好みに味付けをしてくれているからなのだが。
最初のコメントを投稿しよう!