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◇
「見たかったなぁ。高橋君の奮闘っぷり。よりにもよってこの僕が影に憑かれてたなんて……あああああ最悪だああああ」
「ああ。マジで凄かった。つーか怖かった」
「で。修ちゃん的に高橋君はど
うなの?」
「欲しいに決まってるだろ!戦力は一人でも多く欲しい!!ミズキは?」
「……俺も興味がある。だけどありゃソートー嫌われちまったぞ。亜紀は?」
「へーミズキが欲しいねぇ。……私?モチ大歓迎ッスよ」
「……」
どうやら今回、運命の渦にさらわれて俺達の元へやってきた人物は、かなりの厄介者みたいだ。
あの……冷たい目。
あいつの心の闇は並みの深さじゃないはずだ。
あれほど怖いものを見たのは初めてだ。
これから俺達はどこへ行くんだろう……。
夢の国か影の中か
導くのは運命の渦次第だ。
1st・END
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