猫村式、アホな猫との関わり方。

♯木から下りれないアホな猫♯

先に述べたように猫は運動神経は抜群です。
バランスの悪い所であろうがネズミや鳥を捕まえます。
猫科の動物、ヒョウは取った獲物を他の肉食獣に奪われないよう木の上まで引きずりあげて食べるようです。くわえながら木に登るなんて、ヒョウは相当木登りが上手なんですね。
いえいえ、木登りは猫だって上手なんですよ！
ほんの数秒で3～4m位登っちゃいます。走りながら登るって感じですよ。
塀に上がったり木に登ったり、猫は高い所が好きなんですね。
ただ、登るのが上手くても、降りるのも上手いとは限りませんよ。
今回はそんな猫の話です。

木から下りれないアホな猫

我が家の庭にはたくさんの木があります。
私は庭で棒の先に長いヒモをつけた物で猫と遊んでいました(我が家では｢猫釣り｣といってます)。
猫はジャレ始めるとスゴくテンション上がってきて動きが大きくなりました。
猫は次々とアクロバティックな動きをして私を楽しませました。
その時、猫はダッシュのまま止まらず木のほぼてっぺんまで駆け上がりました。
上がった後も猫の目はランランとしています。
すぐ降りてくるだろうなと、ヒモをひょろひょろ動かし下で待ってましたが……。
目でヒモの動きを追っているのに下りてこない。
私も遊び飽きたころなのでヒモを片付け家に入りました。
20分ほどしてからでしょうか、祖母への電話が。
祖母は畑にいたので子機を持って外に。
木の上の猫と目が合います。
祖母に子機を渡して帰ってくる時も目が合います。
私｢下りれないのか？｣
猫は潤んだ瞳で見つめます。
しょうがなく脚立を持ってきて助けようとしました。が、手を伸ばすと更に上に上がり、掴むと木に爪をたてて嫌がります。木だけでなく助けの手に対しても爪をたてます。
脚立救出は諦め木の横で座っておりました。
3分後猫は意を決して降りてくるではありませんか。
頭が下なのでとても不細工な格好で下りてきます。1.5mくらいからはジャンプで下りました。
下りた後の｢何もなかなったよぉ｣っていう顔が憎らしいですね。

こんな猫との関わり方♪

ほっときなさい。
無駄に助けようとすると手から血を流す事になります。