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高校生ってバレたら面倒だから、念入りに化粧をし、駅前の飲み屋街にくり出す。
今日はいつも行く女の子をターゲットにした可愛い感じのお店が混んでいて入れなかったため、隣にあるBARに入った。
「夏希ごめんねっ。毎週毎週!」
「別にいいって!あたしも週末は大体彼氏遊んでくれないしっ。」
たしか、夏希の彼氏は既婚者なんだっけ。
「夏希はさ、彼氏に奥さんが居て嫌じゃないの?」
「うーん…?嫌だよー。てゆうか、もう別れるし。」
「え?」
「やっぱり奥さんの事を考えるとね。」
そう言う夏希の顔は少しさみしそう。
「よしよし、今日は飲むよ~!」
あたし達は時間も忘れ飲みまくった。
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