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いつもは朝まで二人で飲んでカラオケ行ったりするんだけど、
「気持ちわるい~、無理~。」
「今タクシー来たから頑張ってっ!」
今日の夏希はいつもより飲み過ぎで潰れちゃった。
夏希を外へ連れ出し、タクシーにのせる。
「すみませんがОО町2丁目ОО番地ООまで宜しくお願いします。」
タクシーの運転手さんに夏希をお願いする。
あたしはまだ家に帰りたくないから、一人でマンガ喫茶で時間を潰そうと思って歩き出した。
「あれ~?」
「こんな時間に一人は危ないんじゃな~い?」
「俺らと遊ぼうよ?」
うわ、ナンパだ…。
いつもは夏希がうまくかわすのに、夏希は居ないし…。
「すみませんっ」
頭を下げて逃げようとしたけど腕を掴まれた。
「ラッキー可愛い!」
「連れて帰ろうぜっ」
「は、離してくださいっ!」
叫んで腕を振り払おうとしたけど、男の人には敵わなくてそのままワンボックスの車に突っ込まれた。
連れてこられた先は、地元の不良達のたまり場になってることで有名なビリヤード場。
この場所で女の子がまわされたって話は地元じゃ有名な話だから、この場所に近づく人は居ない。
「い、嫌!離してっ!」
男三人に連れられビリヤード台の上に押し倒された。
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