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「失礼します」
私はアンケート用紙を先生からもらうため職員室にやって来た。
井上 杪 18才
「あら、井上さんどうしたの?」
「アンケートで使う…」
「あぁ‼アレね?ちょっと待ってね~」
先生が引き出しを開けた瞬間…
職員室の前の廊下を走る人が、そして勢い良く職員室のドアを開けて‼
「杪いる‼‼⁉」
息切れしたがら私を呼んだのが…
深沢 拓真 18才
茶髪で金のメッシュが目立つ‼
そして私の彼氏‼
拓真は、ケンカはするし、ちょっとチャラいから心配でたまらなのデス。
しかも、男女差別なく優しいから拓真の事好きになる女の子が多いんデス。だから私も大変ナンです!
「あっいた‼杪かえろ⁉」
「じゃあ、井上さん明日アンケート用紙先生がみんなに配るから拓真君と帰りなさい。」
「はい、分かりました~」
そして職員室をでた 「いや~、探したよ?杪?」
「あのさ…どうしたの?そのかっこう?またケンカしたの?」
「大丈夫勝ったから♪」
大丈夫?勝ったから♪?ケンカしたなら大丈夫も何もないじゃん⁉
「だって!杪の事好きって言った奴がいたんだもん!しかも3人も」
「ほっとけばいいじゃん?」
「ほっとけば、杪にアタックするかもよ?そしたら杪は俺何かヨリ相手がいいなんてなったらどうすんだよ?ん?」
「バカじゃん?あたしは一生拓真だけデス」
すると拓真がちょっと赤面していた。
愛しいって思った。
ずっとこの幸せが続くと思った。この頃は…
「あのさ、杪…いきなり変な事言うけれど俺が生まれ変わっても好きでいてくれる?」
拓真?何言ってんの?
「杪…答えて?」
拓真は寂しそうに私をみた。
「もちろんデス‼」
拓真のこの一言を今日のせいで信じるようになったんだよ。
拓真……
「あっもう杪の家だ。じゃあ。」
そして拓真はいつもはしてこないさよならキスをしてくれた。
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