第二章

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僕の前に一匹の黒猫が現れ 僕にこう言った 『一瞬の苦しみと、一生の苦しみどっちがいい?』 僕は一生の苦しみはどう違うの?って聞いてみた 一瞬の苦しみは、幸せに死んだ人が味わえるンだ けどね後悔を残して死んだ人は一生の苦しむンだ... ねぇどっちがいい? 僕は一瞬の苦しみがいいと言った... 『何故?』 僕に聞く猫 だって.. 『じゃあ幸せの所に行く道と苦しい所に行く道どっちがいいの?』 と聞く猫 幸せの所に行く道がいい僕は言った... するとその猫はこう言った 『じゃあ苦しくて厳しい道だね』って 幸せの所に行く道なのに厳しい道なの…? 僕は聞く 『苦しくて厳しい道の先に幸せな所があるんだよ 逆に楽で何も苦労しない道にあるのは苦しい所だょ』 って猫が言う 僕にはよくわからない... 猫は僕の肩をぽんっと叩いた...
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