達也と順とバスケット

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「あ、昊ぁ」 校門の所まで来るとすでにそこには佳奈がいた。 「お母さんがメールくれたんだよ」 と佳奈が笑う。 「昊、せっかくだからご飯一緒に食べよ? ほら、ちゃんとお弁当持ってきたんだ」 佳奈と連れ添って昼休みの校庭を歩く。 体育館のそばを通り掛かった時、不意に中からボールの跳ねる音がした。 「…順先輩?」 そこには一心不乱にシュート練習をする、順の姿があった。
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