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人間関係は諦めがついていたが、何よりも苦痛だったのが、宿題だった。
みんなは当たり前のようにやっていた。
しかし私は殆ど提出しなかった。
生活記録なんて何の為にあるか何て考えてもなかった。
漢字練習は、決められた分だけ書くだけでも苦痛なのに
【跳ね、止め、払い】まで要求された。
先生
【もっと丁寧に書こうよ】
私
【すいません・・・】
その時は、字が汚いと言われてたと思ったので、丁寧に書くようにした。
しかし・・・
先生
【きれいに書けるようになったけど、跳ね、止め、払いも頑張ろうよ。】
私
【はい・・・】
これで精一杯なんだから、もう要求しないで欲しかった。
それっきり漢字の宿題は提出しませんでした。
数学は、四則計算ならケアレスミスが無ければちゃんと出来るが、応用問題、文章題はまるでダメだった。
文章題、証明の問題の時はよく寝てた。
先生
【眠いのは分かるけど、起きてないと付いて行けなくなっちゃうよ】
私
【はーい・・・】
ここまで来たら付いてこれないよ。
図形の証明なんて、よく分からん記号がたくさん出てくるから気が遠くなる!
簡単に言えば、やる気を失った
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