偽の友達

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ある日、節子が聞いてきた。 節子 【佳代ちゃんたち、あたしの悪口言ってた?】 私 【言ってないよ。】 節子 【ならいいけどさ・・・実はあたし、三年の時から仲間外れにされてるんだ】 私 【靴隠されたり、蹴られたりしてない?】 節子 【靴は隠された事ある】 私 【あたしはあいつらに蹴られてる】 そういう話をよくするようになり、周囲への警戒心を強めた。 そうして行くに連れて、節子以外はみんな敵と見なすようになり、周囲に心を閉ざした。
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