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詩織と圭介は無理して頭の良い私立に行かなくてもいいと言っているが、シキは私立中学に行くことを決め、自分から塾に通うと言った。
なぜシキがそこまで必死に勉強したがるのか、周りの友達は不思議がった。
お菓子を食べながらまたゲームを再開する。
二人で楽しくゲームをしていると、玄関のドアが開く音がした。
お帰りなさい、と詩織の嬉しそうな声が聞こえる。
圭介が帰ってきたのだ。
「おじさん帰ってきたみたいだから俺帰るわ」
「うん、また明日」
翔を玄関まで見送ると、リビングへ向かう。
そこには久々に見る圭介がいた。
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