あいつと俺の仕事―決着

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  「仕方ねぇな。大人しくしとくって言ったし、依頼書の確認でもしとくか…暇だし」     俺は机に置いてある、依頼書の束を手に取った。    「…で…だから…」     うーん、良いものがないなぁ。     「てか、この依頼書おかしくねぇ?」     大量に、同じ人物がターゲットになっている。     しかも、依頼人はみんな違う。     …そんなに嫌われてるのか、こいつ。     その一枚を読んでみると、悪徳闇金融や暴行などで被害に遭った家族からだった。     その大元が、こいつなのだという。    
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