あいつと俺の仕事―決着

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でも…面白そうじゃねぇか。     俺も、人違いで殺したくないし。     白城財閥。     確かに、大きな組織には闇が付き物だよな。     「よし。次のターゲットは、こいつだ!!」     俺が言うと、汐崎は驚いたように言ってきた。     「ええ!?次のターゲット、白城君なの?やめなよ~危ないよ~」     「煩い!やるったらやるんだよ!!ただ、今回はちょっと真実を調べてから、だけどな」     「…は?君、殺し屋でしょ?何で今回はそんな探偵みたいな事するのさ」    不思議そうに聞く汐崎に、依頼書を出して言った。     「この依頼にそう書いてたんだよ。それに…、何だか面白そうだからさ」    「君らしいね~。……まぁ、怪我しないように頑張って」     「おう!頑張ってくるわ。まずは調べないとな」        こうして、俺の次の仕事が決まった。    
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