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入学
とうとう今日が運命の入学式になる。あの日いらいマコトとは一度も会ってない。
ケ「遅いな~、あいつ今日が入学式ってこと忘れてんのかな」
ケンジが一人つぶやいると、後ろからあの懐かしい声がした。
マ「悪ぃ少し遅れた」
マコトは少し息を切らしていた。
ケ「お前来るの遅すぎ」
マ「いや~家に携帯忘れちゃってさ、とりに戻ってた」
ケ「マジでお前今日が入学式ってこと忘れてんのかと思ってた」
マコトが息を整えていった。
「さすがにそこまで俺は馬鹿じゃないから」
マコトが笑いながら言った。
ケ「まあ、とりあえず行くか」
ケンジが改まって言った。
マ「確かに気合い入れていかねえとな」
ケンジとマコトが言うのもそのはず、二人が今から入る、欄卍(ランマン)高校は、かなりのヤンキーが集まるとして有名だからである。
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