序章

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『わかった……あ、そうだ!あとね、もうい』  ピーッ ツー ツー……  向こうの携帯電話の電池がなくなったのか、通話はプッツリと切れてしまった。  美晴は電話を切ってすぐに母親の寝室へ向かい、母親に事の顛末を説明し、自室へ戻り、眠りについた。  美月が電話の最後に言いかけていた内容を、気にとめることもなく……。
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