~第一章~

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「バスケをしよう」 朝、学食で恭介が早速、謎の提案をしてきた。 「チーム名は、リトルバスターズだ」 「いや、それはもうわかるから…」 「いや…わからんぞ。恭介のことだから、また『ロリロリハンターズ』とでも言いかねん」 謙吾が微妙な表情だ。 「きしょいな」 鈴にまで言われている… 「ふっ……こいつは言いたい放題だな…」 「クールに受け止めてみせてるつもりなんだろうけど、涙が出てるよ」 「ちげーよっ!こいつは………そう、嬉し涙だ」 墓穴を掘っていた! 「えぇいっ、とにかく、バスケするぞバスケ!いいかお前ら!」 「また漫画の影響か…」 真人にまで呆れられている…あれは少なからずショックなはずだ…… 「その通りさ」 案外そうでもないみたいだ。震えているけど。 「でもバスケって5人でやるんだよね?人数がすごく余るけど、どうするの?」 「11人でやる」 「えぇー」
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