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「バスケをしよう」
朝、学食で恭介が早速、謎の提案をしてきた。
「チーム名は、リトルバスターズだ」
「いや、それはもうわかるから…」
「いや…わからんぞ。恭介のことだから、また『ロリロリハンターズ』とでも言いかねん」
謙吾が微妙な表情だ。
「きしょいな」
鈴にまで言われている…
「ふっ……こいつは言いたい放題だな…」
「クールに受け止めてみせてるつもりなんだろうけど、涙が出てるよ」
「ちげーよっ!こいつは………そう、嬉し涙だ」
墓穴を掘っていた!
「えぇいっ、とにかく、バスケするぞバスケ!いいかお前ら!」
「また漫画の影響か…」
真人にまで呆れられている…あれは少なからずショックなはずだ……
「その通りさ」
案外そうでもないみたいだ。震えているけど。
「でもバスケって5人でやるんだよね?人数がすごく余るけど、どうするの?」
「11人でやる」
「えぇー」
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