~第一章~

8/11
前へ
/11ページ
次へ
次は三枝さんだ。 「ばりばりおっけーー!!!」 耳痛っ。…最後は笹瀬川さん。 「無理ですわ」 「だろうね…」 元々興味なさそうだし、 笹瀬川さんにはソフトボールの部活がある。しかもエースで4番となれば、まさか抜け出すわけにはいかないだろう。 「うーん、仕方ないよね」 「まぁ、でも…」 「?」 「あなたがどうしても、と言うのでしたら、たまに顔を出すことくらいはしてあげないこともありませんわ!」 … 「……ぷっ」 「なっ…なんですの?」 「いや、ごめん」 夏から少し経った頃、笹瀬川さんはリトルバスターズに入ったのだが、 …嬉しいことに、リトルバスターズは笹瀬川さんにとっても大事な場所になりつつあるらしい。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加