~第一章~

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「……というわけなんだけども、鈴」 昼休み。 いつものメンバーで学食に行き、そこで今のところのみんなの意見を話した。 反対はどうやら鈴だけのようだ。 「な、なにぃ……」 「きっとやり始めたら楽しいよ」 「……本当だな?」 僕は頷く。 これは確信できる。 リトルバスターズなら、どんなことでも楽しくやっていけると。 「まぁ、こまりちゃんがやるって言うなら仕方ないな」 これでまとまった。 「決まりだな」 恭介も頷く。 「いいかお前ら…今度はサッカーだ!」 僕と謙吾は拍手していた。 「そういえば恭介、就活は?」 「理樹、どれも等しくミッションさ」 「え…そんな簡単に片付けちゃうんだ…」
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