第2章

7/18
前へ
/90ページ
次へ
ドルの一瞬の隙をついてデスグランツがその鋭い爪を振り下ろした。 「いやー!ドル!」 ララはドルに駆け寄った。 「ドルっ!ドルっ!」 「ううっ…。ララ逃げろ…っ!」 「嫌よ!あなたをおいていけない!」 ララは風に乗って逃げようとした。 だが、デスグランツはそんな暇をあたえなかった。 「ガァァ!」 ザシュッ! 「キャアァ!」 デスグランツの爪がララにも襲い掛かった。 「ララ!」
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加